ツツジに白いウジ、その害虫駆除対策とは?
近所の散歩中、
ツツジの手入れに余念のない人が目につきました。
好きだなあ、と思いつつ、
知人ですので、とりあえず声をかけます。
この知人、良い人なのですが、話出すと長話となってしまいます。
何やってるのと聞くと、ウジを取っていると言います。
ウジ?なんでツツジにウジ虫が湧くんだ。
頭の中に、疑問がうかびます。
見せてもらうと、確かにウジ虫です。
ハエのウジ虫より少し大きいけど、確かにウジ虫です。
これで、長話が決定となりました(笑)。
その人は、長年農家をしているのですが、
ある日突然、自分の持っている畑の一つをツツジの畑にしました。
ツツジを出荷するのではなく、
完全に趣味の世界です。
盆栽のような感じでしょうか。
去年あたりから、この虫の大攻撃を
受け出したということです。
今年は、しっかり勉強して
大攻撃を受けて立つそうです。
このウジの正体は、チャミノガです。
そうです、あのミノムシなのです。
そして、大攻撃を迎え撃つ駆除対策は、ミノムシを捕まえる事(笑)。
このウジがみのを作り、
その中でガになって、
この辺を飛び回るか。
そう思ったが、大違いでした。
なんと、このウジがチャミノガの成虫だそうです。
このウジは雌で、雄は羽が生えて飛び回っているのです。
なんと雄雌で形が違う虫なのでしょう。
このウジや幼虫が、ツツジの葉を食い荒らす害虫です。
このウジは、ミノの中で産卵するので、
ミノ(ミノムシ)を捕まえて、
燃やしてしまうのが、一番の駆除。
この知人が、勉強した結果だそうです。
確かに、他の害虫の卵は、
葉の裏に産み着けられたりしていて、
見つけのも、取り去るのも大変です。
ミノムシなら、捕まえるのも見つけるのも簡単ですね。